豆太(@mamepop3)です。
この記事は、以下の項目に心当たりがある方にはきっと役立つはずです。
- ID/パスワードよく忘れる
- でも全部同じにするのは怖い
- メモした紙なくしちゃった
- iPhoneにメモしてたのに機種変したらデータ消えた
- 1Passwordに記録してたのに肝心なときにiPhoneない
いかがでしょうか?「それな」「わかる」ってなりました?僕も以前はそうでした。でも、ちょっとしたルールを適用するだけで、メモやアプリに頼らず自分の頭だけで暗記できるようになりました。さっそく紹介していきます。
流れとしては、「材料集め → 土台作り → 暗号化」こんな感じです。
まずはパスワードの材料集め
言うまでもないことですが、自分の名前や誕生日をパスワードに使うのは好ましくありません。でも、「覚えやすいから」という理由でつい、使ってしまっている方もいるのではないでしょうか。この方法では、自分の好きなものや馴染みのあるものをパスワードに盛り込んでみます。
例えばこんな人のケース。
- 「イチロー選手の大ファン」
- 「趣味はゴルフ、スコアは125」
これをパスワードに変換します。
- イチロー選手 → Ichiro Suzuki 背番号51 → is51
- ゴルフのスコア125 → Golf Score 125 → gs125
「大文字も使って….」という指示があることが多いので、適当にどれかを大文字にします。今回はSのみ大文字に。
- iS51
- gS125
これで材料は出来上がり。
次にパスワードの土台作り
材料が出来上がったので組み立てます。
iS51 + gS125
このままでは「全部同じ」になってしまうので、利用するサービスによって変動する「暗号」を導入します。
iS51 + 〇〇 + gS125
ここまで来たらあと一息です。
暗号化のルールを決めて組み立てる
暗号:「サービス名の後ろから順に3文字を抜き出す」
こういう暗号化ルールを適用すると、こうなります。
- Amazon → noz
- Rakuten → net
- Twitter → ret
- LINE → eni
これがさっき出てきた〇〇になるわけです。土台と合わせ組み立ててみると。
- iS51nozgS125(Amazon)
- iS51netgS125(Rakuten)
- iS51retgS125(Twitter)
- iS51enigS125(LINE)
はい、出来上がりました。他人には何のことか分からない、でも自分には意味がよく分かる。まさに暗号が完成しました。材料集め(Parts)→ 土台作り(Base)→ 組み立て(Assemble)。皆さんもぜひ「PBA方式」使ってみてください!(PBA方式って。。それっぽいネーミングしたくて調子乗りました。。)
もちろん、このパスワードをいくつか並べて比較されてしまうと、暗号の秘密が見抜かれてしまいます。パスワードの取扱には最新の注意を払って下さいね。金融機関等の本当に大事なサービスに関しては、土台の部分にアレンジを加えたり、2段階認証サービスを利用したりすることをおすすめします!