ここでは、日本生まれ日本育ちの僕が中学校と高校の受験勉強のみでTOEIC910点を獲得できた勉強法をシェアしちゃいます!キーワードはビートルズ英語。彼らの英語はとてもシンプルで(教科書ににそのまま載っててもおかしくないレベル)、そのまま暗記することで、「英語感覚」を身につけることができます。
今回はビートルズの失恋の曲Yesterdayの歌詞を元に、歌詞の中に登場する単語や表現を解説していきます。
(こちらから順番にどうぞ。Part1)
Yesterday : part 2-1
Suddenly, I’m not half the man I used to be
(僕は突然、昨日までの僕じゃなくなってしまったんだ)
suddenly:突然、急に
not half:少しも~でない、まったく~でない
used to:かつては~していた、むかしは~だった
ちょっと難しい表現がこのひとつの文章に何個が詰まってます。
まずは not half から。否定を意味する not に half をつけることで、否定の意味を強めています。日本語でいうと「ちっとも」とか「さっぱり」とかそんなイメージに近い表現です。
次に気になるのが the の位置です。half と冠詞(a, an, the,など)と名詞が並ぶ場合、“half 冠詞 名詞” の順番になるんです。Yesterday の歌詞を知っていたら、おそらく無意識の内に、この順番がインプットされるはずです。他の例を挙げてみます。
half a month ago
(半月前に)
最後に I used to be のところ。the man のところを修飾してます。the man (which/that) I used to be. 僕の頭の中のイメージ?理解のステップとしては
the man → ふむふむ。で、どんな人なの?
I used to be → なるほど!昔の自分ね!
こんな感じです。これを意訳すると、(僕は突然、昨日までの僕じゃなくなってしまったんだ)となります。
Yesterday : part 2-2
There’s a shadow hanging over me.
(暗い影が僕を覆ったんだ)
shadow:影
hang over: ~を覆う、~の上に漂う
ここは比較的簡単な表現ですね。それにしてもビートルズの英語は本当に綺麗。英語学習にはぴったりだと、改めて実感させられる部分です。(over は何かの上を、接触せずに、覆うイメージ。ちなみに、on は何かにくっついてるイメージ。辞書ではどちらも「上に」と訳されることが多いですが、この違いはしっかり抑えておきたいところです。)
Yesterday : part 2-3
Oh yesterday came suddenly.
(突然だったの、本当に)
suddenly ってまた出てきましたね。別れがいかに予期せぬ出来事だったかが伝わってきます。別れのときは突然やってきたんだよーーーーって。分かりますその気持ち。涙。
続きはまた明日!
See you tomorrow!